SD1は書き込みが遅い。
それはメディアを変えても殆ど変化がない。おそらく書き込みに必要な時間は少なく、画像処理にかかる時間がほとんどなのだろう。
あるいはSD1はもともとSDカード向けのモジュールをCFに変換して使っているという噂が存在しているが、それが真実ならばボディ側の書き込み速度がボトルネックとなっている可能性もある。
とはいえ、それは知識としては知っていたが実際にテストして確かめたわけではない。
今、3種類のCFが手元に存在している。せっかくなので確かめてみることにした。
条件は以下のとおり。
・使用メディアは以下の3つ。
Transcend 400x 32GB
SanDisk Ultra 8GB
SanDisk Extreme Pro 64GB
・カメラ側の設定はMモード、絞り開放、SS1/8000。
・バッファフルの7枚まで連写
・測定は連写開始〜書き込みランプ消灯まで
そして結果が以下。
使用メディア | 書き込み時間 |
Transcend 400x 32GB | 1分27秒 |
SanDisk Ultra 8GB | 1分23秒 |
SanDisk Extreme Pro 64GB | 1分21秒 |
見事に大差がない。差は7%に満たない。SD1にExtreme Proは宝の持ち腐れだ。
ついでにα900でも試してみた。こちらはバッファフルまで14枚撮影できるので、14枚での書き込み速度を載せる。
使用メディア | 書き込み時間 |
Transcend 400x 32GB | 16秒 |
SanDisk Ultra 8GB | 18秒 |
SanDisk Extreme Pro 64GB | 11秒 |
こちらは最大38%程度の高速化だ。しかしSD1に慣れていると、呆れるほど速い。画素数の差はおいておくとして、15倍近くのスピードで書き込めている。
SD1での結果とTranscendとSanDisk Ultraの速度が逆転しているが、手動計測による誤差と1回しかテストしてないことが影響しているのだろう。
わかっていたことだが、SD1を使うのならばCFに金をかけても何の意味もないことが再確認できた。
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